都をどり
4月も下旬、やっと、「都をどり」を見に行きました。
4月1日〜30日まで歌舞練場で行われる、都をどり。
驚いたのは、お客様のほぼ半分の方が、海外からお越しのお客様だったことです。
〜都をどりの歴史〜
明治維新による東京への遷都の際に、京都の人々が京の都の衰退を恐れ、
当時(明治4年)京都知事らが再建に奔走し、京都での博覧会計画を立てました。
祇園万亭(現一力亭)の主人杉浦治郎右衞門に意見を求め、
春季の博覧会の附博覧(つけはくらん:余興の意)として、
祇園の芸舞妓のお茶と歌舞を公開したことがはじまりです。
芸・舞妓さんの舞。
京都友禅のお着物、髪飾り。地方さんの御三味線。
観て、聞いて、その場にいるだけで京都文化が楽しめる、素晴らしい舞台です。
また、来年も見に行きたいです。