雨収花竹涼
業務を終え、
お茶のお稽古に参りました。
5月から火床が炉から風炉にかわり、
茶器もお薄があつすぎないようにと
浅いものに変わりました。
お花は紫陽花が。
私はまだまだ
不慣れなことが多く、緊張もありますが
沸き上がる湯の音、
先生の柔らかなご指導を受け、
こころが安らぐ時間です。
今回のお軸は
「雨収花竹涼」(あめおさまりかちくすずし)
雨上がり、
花は生き生きと、
緑も鮮やかに、、、と
涼やかになるという意味合いです。
梅雨入りしたと 言いつつも、
今年の京都は、
比較的 雨量は少なく、
過ごしやすい日々です。
お稽古の時間は
文化や季節を体感させてくれる、
私にとって特別な世界です。
LST西川 徳子