京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2015月7月の記事 一覧

祗園祭の人々

祇園祭は本当に多くの方々がご奉仕されています。

宮本組
祇園祭の総合プロデュース 清々講社 宮本組の皆さま

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御神輿
祭の主役である御神輿の担ぎ手 氏子の皆さま
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長刀鉾
祇園祭を彩る、鉾、囃子の皆さま

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祇園祭もあと残すところ10日、最後までしっかり見届けたいと思います。

LST 西川 徳子

祗園祭 久世駒形稚児

「久世駒形稚児」さんをご存知でしょうか。

京都市南区の綾戸国神社(あやとくぬかじんじゃ)には
素戔嗚尊(スサノオノミコト)の荒御魂(あらみたま)を祭り、
八坂神社は和御魂(にきたま)が祭られています。

綾戸国神社では毎年2名、氏子の男の子が選ばれ、神の化身となり
17日(神幸祭),24日(環幸祭)でそれぞれ
和御魂(にきたま)が鎮まる、中御座神輿の先導を勤めます。

古事記に
「國中社は素盞鳴尊の荒御魂なり。八坂郷祗園社は素盞鳴尊の和御魂なり。依って一体にして二神、二神にして一体で神秘の極みなり。」

神そのものの、久世駒形稚児は
長刀鉾のお稚児さんでさえ、
境内前で下車して徒歩で参拝するのに対し、
境内を騎馬のまま本殿に乗りつけることを許されています。

●木製の馬の頭をかたどった彫刻を首からかける、
久世駒形稚児さん

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知れば知るほど、一筋縄ではいかない、本当に興味深い祇園祭。

LST西川 徳子

※荒御魂(あらみたま)・和御魂(にきたま)神の霊魂がもつ2つの側面とされています
荒御魂・・・・荒々しい側面、荒ぶる魂、天変地異を引き起こし、また荒々しさから新しい物体を生み出すエネルギーを内包している
和御魂・・・・ 雨や日光の恵みなど、神の優しく平和な側面、神の加護は和魂の表れであります

祗園祭 神幸祭 神輿渡御

17日
降り続く雨の中、八坂神社で神幸祭が行われました。

18時に3基のお神輿が八坂さんを出発、
約1000人以上の担ぎ手により、氏神地域を練り歩き、
四条御旅所に向かいます。

「ホイットー、ホイットー」という掛け声が大変勇ましい。

中御座 素戔嗚尊 (なかござ・すさのをのみこと)が
乗られたお神輿が到着。
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次に、東御座 櫛稲田姫命 (ひがしござ・くしいなだひめのみこと)

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最後に、西御座 八柱御子神 (やはしらのみこがみ)が
御旅所に到着したのは22時をまわっていました。

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お神輿は環幸祭(24日)まで御旅所に鎮座されます。

お神輿を待ってるあいだ、海外の観光者の方に
今から、何が始まるのか?と質問を頂きました。
全ては伝えきれなかったと思いますが、、
日本の文化に興味を持ってもらえていることが嬉しかったです。
来年の夏は英語で祗園祭の魅了を語ることが
新たな目標となりました(^^)。

LST 西川 徳子

祇園祭 長刀鉾 注連縄切り

本日(17日)、台風で心配されていましたが、山鉾巡行が行われました。
9時に四条烏丸を先頭の長刀鉾が出発。

「注連縄切り」(しめなわきり)
長刀鉾 お稚児さんの重要なお勤めの一つ。
四条麩屋町に張られた、注連縄を太刀で切り落とします。

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注連縄を切り落とすことで、神域の結界が解き放たれ、山鉾が神域へすすんでいきます。
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雨風の中、多くの人々が見守られながら、四条通りをすすむ長刀鉾
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「くじ改め」
京都市長の前で、くじとりの順番で決まった順番であるかを確認する「くじ改め」
大きなお役目をもった小さな小学生の男の子。
きっとこの瞬間のために何度も練習をしたんでしょうね、、。
映像を見ていて、涙が出そうでした。
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さて! 夕方16時より、祇園祭のメインである、神幸祭、神輿渡御です。
天候によっては神輿は通常ルートである氏子地域には行かず、
八坂神社から四条御度所までの直行ルートになるそうです。
少しでも雨がやんでくれれば良いのですが、、、
どうか、無事に行われますように!

LST 西川 徳子

祇園祭 宵宮祭

15日、20時八坂神社さんにて「宵宮祭」が行われました。

本殿でのお祓いや祝詞奏上などの儀式が行われた後、
全ての灯りが消され、御霊を御神輿に移します。

本殿より、白装束の神職の方が大きな白い布に御霊をおおい、舞殿に向われます。
中御座に素戔嗚尊(すさのをのみこと)、東御座に櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、
西御座に八柱御子神(やはしらのみこがみ)の順に
御霊をうつされました。

本殿と舞殿の間は一般の方が入れないように結界がはられます
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御霊が移された御神輿
17日の神輿渡御にて本殿を出発、四条御旅所に鎮座され
24日に御神輿が戻ってきた後に、御霊が本殿に移されます(御霊返し)
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儀式中、台風の影響のためか風が吹き、提灯が大きく揺れていました。
17日の山鉾巡行、神幸祭までもう少し。
どうかすべての神事が無事行われますよう、
祈るばかりです。

LST 西川 徳子

祇園祭 青空と長刀鉾

四条烏丸に、堂々と佇む「長刀鉾」。
17日に行われる、山鉾巡行を待ち構えているかのようです。
鉾先の大長刀は疫病邪悪をはらうものとされ、
長刀鉾が必ず毎年、山鉾巡行の先頭にたち
生稚児の乗る鉾は、こちらの鉾のみです。
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宵々山、宵山では四条界隈は歩行者天国になり、
お囃子やたくさんの出店で大盛り上がりの一方、

今夜(20時)に八坂神社さんで、
本殿から3つの神輿に御神霊をうつす「宵宮祭」が行われます。
境内の灯りをすべて消し、行われるこの儀式はとても神秘的です。
こちらも見逃せません(^^)

LST 西川 徳子

祇園祭 神輿洗 2

 10日の夜、八坂さんから3基の代表の
お神輿(中御座)が四条まで担ぎ出され、
朝に清められた神水で神輿洗が行われました。
お神輿に川の神様をお迎えしたのです。

神水を降りかかることにより、
厄除けや病から身を守るといわれています。
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八坂さんに帰ってくる、 「お迎え提灯」のみなさん。
(「お迎え提灯」とは、お神輿を迎えるための提灯の行列を意味します)
7月らしく蒸し暑い1日となった今日、子供たちは本当に頑張られました!
武者姿、着物姿の子供たちがとっても可愛いです。

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神輿洗を終えた、お神輿(中御座)も八坂さんに戻ってきました。
この後、17日の神輿渡御にむけて飾りつけられます。

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画像が見えずらく、申し訳ありません。
少しでも、雰囲気がお伝えできればと思い
お写真をご紹介させていただきました。
これからが本番の祇園祭です!

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 神輿洗 1

7月10日、祇園祭の大事な神事の一つである、「神輿洗」の準備が始まりました。

「神輿洗」とは17日神幸祭、24日環幸祭の神輿渡御のために御神輿を清める儀式です。

「神用水清祓式」〜鴨川の神様をお迎えします〜
10時、四条鴨川にて、夜の神輿洗に使うお水が
宮本組より汲み上げられます
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儀式中、雅楽が鳴り響き、これが「神事」なんだと実感させられます
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汲み上げられた水が清められます
約30分行われた儀式、見ているだけでも汗ばみました。
紋付姿の宮本組、雅楽の方は相当暑いに違いありません。
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この儀式は本来、ただ神輿を清め祓うのみでなく、

かつて、京都が盆地湿地帯で

鴨川の洪水による疫病を恐れたため、

鴨川の神様を神輿にお招きし、祇園社にお迎えすることにより、

神様にお鎮まりいただくという祈りも込められていたそうです。

本日(10日)は同時に鉾も準備が始まりました。
氏子の人々が神様を歓迎し、通られる道を清める「お迎え提灯」
大松明による「道しらべの儀」、
そして「神輿洗」とつづきます。

本当に多くの人々によって、この祇園祭が支えられているという事を
感じずにはいられない1日です。

LST 西川 徳子

祇園祭 鉾と御神輿

祇園祭では山鉾巡行がとても有名ですが、本来は御神輿が主役。

京都の祭礼では、神輿の行く手を剣鉾(悪霊を沈める祭具)が祓い清め、
そこへ御神輿が巡行するのがならわし。
ですので、山鉾巡行は剣鉾が巨大になった行列で、
御神輿が通る道を清める意味があります。

       ○7月10日  神輿洗(みこしあらい)
17日、24日の神輿渡御のため御神輿を清める儀式

           ○7月17日     山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)
鉾の巡行により、御神輿が通る道を清めます

            神幸祭(しんこうさい)
八坂神社の3人の祭神が御神輿に乗って、氏子町内を渡幸されます
四条御度所にて1週間鎮座されます

       ○7月24日 環幸祭(かんこうさい)
八坂神社の3人の祭神が御神輿に乗って環幸されます

3つの御神輿
中御座 素戔嗚尊 (すさのをのみこと) ・ 東御座 櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
西御座 八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
約1000人の氏子により担がれます 本当に圧巻です(^^)
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長刀鉾
伝統的な装飾が施され、動く美術館と言われています
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当然ながら、昔は、天災や災害が現代のように科学で証明できない時代、
神様の力を信じた時代だったからこそ
人々は悪霊を恐れ、平和に暮らせるよう、祈りを捧げたのです。

1000年以上、八坂神社の氏子組織、関わる人々の奉仕活動にて
儀式が継承されつづけました。
京のまちを思い、平和を祈る心が、
祇園祭を支え続けている理由に、他ならないと思います。

LST 西川 徳子

祇園祭 宮本組

祇園祭の祭事を取り仕切る、
「宮本組」の存在をご存知でしょうか。

明治初頭に、八坂神社の氏子区域全域(旧25学区)からなる組織で、
中でも、宮本組は
神社のお膝元の弥栄地区に代々住まい、
熱心に神社に奉仕していた深いご縁をもつ人々です。

7月10日、祇園祭で重要な神事、「神輿洗」のため

四条大橋の鴨川の水をくみ上げる、宮本組。

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17日、24日に行われる神輿渡御で
勅版(ちょくばん)や武器、楽器の御神宝を持ち御神輿を先頭。
この御神宝を触れるのも運ぶのも、宮本組のみが許されているそうです。

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(平安時代、ご神体と神様が身につける御神宝と御装束は
一緒に巡行していたとう儀式が祇園祭では受け継がれています)

お仕事で尊敬している方が宮本組におられ、歴史を調べていくうちに、
ますます、祇園祭を深く知りたいと思うようになりました。(^-^)

是非とも機会あればご注目くださいませ。

LST 西川 徳子