京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2013月12月の記事 一覧

平安神宮 神苑

平安神宮さんにまいりました。

京都の神社の結婚式で人気のある神社さんの一つです。

DSC_0850

平安神宮神苑は、社殿を囲み、南・西・中・東の
4つのお庭で構成され
とても広く、(東京ドーム1個だとか)

日本を代表する庭師「小川 治衛」さんの作庭です。

DSC_0863

今は花菖蒲が見ごろです。

DSC_0855

四季折々の季節が楽しめるお庭です。

是非、皆様もおでかけくださいませ。

都をどり

4月も下旬、やっと、「都をどり」を見に行きました。
4月1日〜30日まで歌舞練場で行われる、都をどり。
驚いたのは、お客様のほぼ半分の方が、海外からお越しのお客様だったことです。

〜都をどりの歴史〜

明治維新による東京への遷都の際に、京都の人々が京の都の衰退を恐れ、
当時(明治4年)京都知事らが再建に奔走し、京都での博覧会計画を立てました。

祇園万亭(現一力亭)の主人杉浦治郎右衞門に意見を求め、
春季の博覧会の附博覧(つけはくらん:余興の意)として、
祇園の芸舞妓のお茶と歌舞を公開したことがはじまりです。

 DSC_0700

芸・舞妓さんの舞。

京都友禅のお着物、髪飾り。地方さんの御三味線。

観て、聞いて、その場にいるだけで京都文化が楽しめる、素晴らしい舞台です。

また、来年も見に行きたいです。

麩嘉さん

久しぶりにいただいた、麩嘉(ふうか)さんの、麩まんじゅう。

笹の葉にくるまれた、麩まんじゅうは

甘さ控えめで、のどごしがよく、つるんといただけます。

DSC_0684mini

甘いものが大好きな私は、

「麩嘉さんといえば=麩まんじゅう」 だと思っていましたが、

主に、京料理に欠かせない生麩を料理屋さんに納めてられる、老舗のお店。

手作業でつくられているため、数に限りがあるそうです。

京都の名水でつくられた、麩まんじゅう。

京都にお越しの際は、是非一度お召し上がりください。

京のお干菓子

最近、いただく機会が多い「お干菓子」。

京都のお菓子は、季節を感じることができます。

DSC_0521mini

職人の方により、丁寧にたいせつにつくられるお干菓子は、

素材や形だけでなく、包む紙や箱もかわいらしい。

こちらの鍵善さんのお箱は季節の「桜と柳」が描かれています。

京都の桜の柳の風景が描かれているのでしょうか

 あたたかいお煎茶といただく、お干菓子は自然と心が落ち着くのです。

二条城の桜

2014年、春の二条城でのご結婚式がスタートいたしました。

1603年徳川家康公により築城以来、400有余年の歴史を刻む二条城。

江戸幕府の始まりから、大政奉還・明治維新など、歴史を見つめてきた重要な史跡。

205mini

この場所で行われる挙式は大切な方の前で愛を誓う「人前式」。

十二単の衣装や雅楽、三献の儀式など、和の文化が

組み込まれた儀式はとても感動的です。

また、3月下旬より二条城では桜のライトアップが公開され、

雄大な敷地に桜が幻想的に照らし出される様子は、息をのむほどの美しさです。

DSC_0359mini

この春、二条城へ出かけてみませんか。

八坂神社さん

個人的にご縁のある、「八坂神社」さん。

京都を代表する神社さんの一つであり、「祇園さん」と人々に親しまれています。

祭神は素戔嗚尊(スサノオ)を祭神とし、関連神社(約2,300社)の総本社です。

明治維新までは祇園社または感神社と称されていました。

・西楼門

DSC_0187mini

・本殿

DSC_0182mini

・南楼門と舞殿

DSC_0180mini

子供の頃から、七・五・三や、初詣で参ったり、

「祇園祭」の長刀鉾やお神輿とのご縁があったりと、

私の人生にはかかせない場所なのです。

今も東山の料亭さんでのお打合せで近くを通ることがあると、

出来る限り、参拝に行くように心がけています。

本殿の前で手を合わせると心が落ち着くのです。

八坂神社さんの神様は、お祭りが大好きで、お祭りを守る人、行う人、見に来る人を

とても大切に思われていると聞いたことがあります。

今年の「祇園祭」もわたしならではの視線で

皆様にご紹介出来ればと思います。

京の冬

 

今日は久しぶりに京都で雪が積もりました。

 

ご結婚式のお打ち合わせで訪れた左阿彌さん。

 

寒さは身にしみますが、うっすらと残る雪が美しい。

DSC_0037mini

 

DSC_0030mini

 

DSC_0033mini

 

 

 

厳しい冬をこえ、これから訪れる、

春の京都も、いまから楽しみです。

美御前社(うつくしごぜん)

八坂神社さんに、美御前社(うつくしごぜん)があるのをご存知でしょうか。
こちらは美の神社として、祇園の舞妓さん芸妓さん、美容関係のお仕事の方が訪れる場所です。

・美御前社(うつくしごぜん)

美の神様として、知る人ぞ知る社です
市杵島比売神(いちきしまひめ)、多岐理比売神(たぎりひめ)、
多岐津比売神(たぎつひめ)の宗像三女神(むなかたさんじょじん)がお祀りされています

『古事記』には、姉・天照大御神(アマテラスオオミカミ)が弟・素戔嗚尊(スサノオノミコト)より、潔白を示すさいに譲りうけた、
「十拳剣(とつかのつるぎ)」を、三段に打ち折り、天之真名井に振りすすいだ時に生じた神々だと記されています。

DSC_1122mini

・心から美しくなる水「美容水」
神水が湧き出ていて、お肌や健康だけでなく、内面から美しくなる水として親しまれています

DSC_1123mini

ある方に、結婚式は女性(新婦様)を美しくするお仕事と伺い、
八坂神社さんの本殿に参拝の後、、必ず参るようになりました。

外見はもちろん、内面から輝きたい方にはおススメの神社さんです、
八坂さんに行かれた際は是非訪れてみてください(^-^)

京の名水「染井の井戸」

京都御所の東側に佇む梨木神社は
明治維新に貢献した
三条実萬(さねつむ)公と実美(さねとみ)公をお祀りした神社さんです。

緑に囲まれた神秘的な空間の本殿では
静かにお式を行いたい方に人気です。

・梨木神社

nashinokijinjya

また、「萩の宮」とよばれるほど、萩の名所であり
境内の「染井の井戸」のお水は、甘くまろやかな味で茶の湯にむき、
京の名水として知られています。

「染井の井戸」・・・かつて文徳天皇の皇后明子様の里御所の跡にあり、
           宮中御用の染所の水として使われた由緒ある井戸です

DSC_1063mini

今日も次から次へと、お水を汲みに人々が集まっておられました。

長い時を越え、今なお愛される場所、
これからも残したいですね。

 

京都 南座 「まねき」

 

南座は祇園のシンボル。

京都で育ち、数えきれないくらい通った場所だと思います。

DSC_1058-1MINI

 

毎年恒例の「まねき」が上がっています。

この「まねき」の意味を初めて知りました。

「まねき」は顔見世興行に出演する役者の名前を書いた看板のことで、

なぜこの時期に出すかというと、

江戸時代に、歌舞伎役者の契約が年俸制で旧暦11月から翌年10月までの1月の契約だったとか。

そのため、現在、毎年11月初めに各座の新たな顔ぶれが口上を述べることを「顔見世」と称され、

11月25日前後の期日に「まねき」が上がるそうです。

DSC_1054-1MINI

まねきは厚さ1寸(約3センチ)、長さ1間(1.8メートル)、幅1尺(約30.0センチ)のヒノキの板で、

南座独特の勘亭流の字が使われているそうです。

「大入りになるように」と縁起を担ぎ、隙間なく内側にむかってかかれているそう。

意味を知ると、より楽しい京都です。