京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2017月7月の記事 一覧

祇園をどり 京都

いよいよ10月。
すっかり秋めいてきた 京都。

花街で開催される舞台「祇園をどり」
今回のポスターは、
ご披露宴でお世話になっております、
料亭左阿彌さんの
大広間の舞台で撮影されました。
・円山公園「料亭左阿彌」さん


ポスターには
いつもお会いする舞妓さんのお姿も。

「祇園をどり」

開催日:11月1日(火)~10日(木)
場所:祇園会館

わたしも機会あれば、
寄せていただきたく思っています。

LSTウエディング西川 徳子

京の至宝 黒田辰秋展

美術館「えき」KYOTOにて
黒田辰秋さんの作品が展示されます。

塗師のお父様のもとで、
木工、漆工の技術を取得、
漆芸制作の分業制に疑問を抱き、
自らがデザイン作家とし、
作品作りに関わられました。

・木工芸における初の人間国宝

黒田さんの作品は今も、
京都大学前のカフェ「進々堂」の
テーブルとして
学生たちが使用されていたり、
祇園の鍵善さんの大飾棚として
たいせつに使用されています。

美しいのみならず、暮らしの中で
今なお、生きているのがいいですね。

拝見するのが、とても楽しみです。

LST 西川 徳子

 

祇園町屋 HUBLOT

いつもお世話になっている方に
ご紹介いただき、
祇園にOPENされる、
スイスの老舗時計
「HUBLOT(ウブロ)」さんの
内覧会に寄せていただきました。

こちらは大丸創業300周年記念企画
「町屋プロジェクト」で、
地域貢献の一環として、
町屋の保存の活用の取り組みの
ひとつとしOPENされます。

祇園町屋「HUBLOT」

ずらりとならぶ、
ゴージャスで煌びやかな時計と、
町屋の雰囲気が
絶妙な雰囲気を創り出されていました。
お茶室もあり、素敵な空間でした。

京都は古いものに
新しいものを少しずつ
受け入れていく土地だと思います。

LSTウエディング 西川 德子

五山の送り火

祇園祭が終わり、
京都の夏の風物詩といえば「五山の送り火」。

京都ではご先祖様の霊を「オショウライさん」と呼びます。
お盆にかえってきたご先祖様の霊を、
おもてなしをして、
16日に、送り火を灯し、
あの世にご先祖様をおくる
宗教行事の一つです。

五山の送り火の俗説はさまざまです。
ひとつ興味深かったのが、
15世紀末、
室町時代8代将軍 足利 義政が始めたという説です。
義政の長男である義尚が、
24歳の若さで他界しており、
息子の冥福を祈る目的で
相国寺の和尚さんに命じ、
大文字を作らせたとする説。

       義政が銀閣寺の創建者であること、
さらに大文字は真西を向かず、
北西に振りかえっています。

また、大文字は歴代の足利将軍の墓所が
おかれる相国寺、
室町時代の幕府がおかれた御所を向いています。

最近はイベントのようになっている、送り火ですが
深い意味があるんだなと大変興味を持ちました。

※画像は京都観光協会さまよりお借りしました【参照:京のまつりと祈り】

LST 西川 徳子

祇園祭 2017年 還幸祭

24日、還幸祭が
行われました。
17日より御旅所に
ご鎮座されていた神様が八坂神社さんに
還られる日です。

17時に3つの御神輿が御旅所を出発し、
各地域を練り歩き、
全ての御神輿が八坂神社の舞殿に到着したのは
23時50分。

それから、境内の一切の灯りが消され、
「御霊返し」が始まりました。
全ての御神輿から神様が
ご本殿にお移り頂いたのは
ちょうど24時。
そこからも30分程、神事が続きました。


還幸祭 ・御霊返しが終わり、
祇園祭が終わりに近づき、
寂しく感じます。

28日の神輿洗、
31日疫神社夏越祭にて
全ての神事が終わります。

※インスタグラム(@lst_nishikawatokuko)を
開設いたしました。
祇園祭の 動画をアップいたしております。
宜しければご覧くださいませ(^^)

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 榊

神幸祭にて、
いつも大変お世話になっている方に
「榊」をいただきました。

こちらの榊は
祇園の芸妓さんは衣装持ちに
成れると取り合いになるそうです。

今年もありがとうございます(^^)

蘇民将来子孫也

 

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 2017年 神輿渡御

午前の山鉾巡行が終わり、
いよいよ、夕刻より祇園祭のメイン行事、
神幸祭が行われました。

・宮本組神宝奉持列
神輿の出発より先に、
神様のご宝剣をもち御旅所を目指します

・御神輿を先導する「久世稚児」さん

・18時 御神輿出発
中御座【素戔嗚尊(スサノヲノミコト】
東御座【櫛稲田姫命 (クシイナダヒメノミコト)】
西御座【八柱御子神 (ヤハシラノミコガミ)】の神様が
ご鎮座される3基の 御神輿が差し上げられ、
それぞれの氏子区域をまわり、
四条寺町の御旅所を目指します

・西御座の御神輿が御旅所に
到着したのは23時頃

途中、雨が降ってきたのですが、
最後には雨がピタッと止みました。

御神輿は24日まで
御旅所にご鎮座されます。
24日の夕方(環幸祭)にて
八坂さんに戻られます。

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 2017年 山鉾巡行

17日 9時より山鉾巡行が行われました
じっくり見たのは、
小学生以来です。
・くじとらず 長刀鉾(なぎなたほこ)
鉾先の大長刀は疫病邪悪を払うものされ、
毎年、生稚児が乗るのは長刀鉾だけ。

・2番目 占出山(うらでやま)
ご神体・神功皇后は安産の神様として信仰が厚く、
占出山の巡行が早いとその年はお産が軽いといわれています。


今、鉾が通るメイン道りは四条や
河原町道りですが、
昔は寺町を通り、
二階のお家から鉾の方に
接待したと、伺いました。

時代により事情が変わりますが
これからも祇園祭は
ずっと続くのですね。(^-^)

LST西川 徳子

祇園祭 2017年

7月10日の10時、
宮本組により、鴨川からお水が汲み上げられ、
夜には「神輿洗」が行われました。
・「神用水清祓式」四条大橋にて



・神輿洗いが整い、
3基のお神輿が舞殿に並びました

・本日(15日)は、八坂神社境内にて、
お神輿に神様の御霊をお移りいただく
「宵宮祭」が行われます。

 

LSTウエディング 西川 德子

祇園祭 宮本組 2017

祇園祭の「宮本組」
ご存知でしょうか。

 宮本組は1ヶ月行われる、
祇園祭のあらゆる 祭事を執り行う、
総合プロデューサー的な存在です。

7月10日は
祇園祭の中でもたいせつな
神事「神輿洗」が行われます。

・約800年にわたり、
祇園祭を支える宮本組の人々

※画像は本「水の都 京都」よりおかりしました

京都の暑い夏
紋付姿や狩衣、ときには裃姿で
役をお務めになるお姿。

眩しくてなりません(^^)

LSTウエディング 西川 徳子