祇園祭 宮本組
祇園祭の祭事を取り仕切る、
「宮本組」の存在をご存知でしょうか。
明治初頭に、八坂神社の氏子区域全域(旧25学区)からなる組織で、
中でも、宮本組は
神社のお膝元の弥栄地区に代々住まい、
熱心に神社に奉仕していた深いご縁をもつ人々です。
7月10日、祇園祭で重要な神事、「神輿洗」のため
四条大橋の鴨川の水をくみ上げる、宮本組。
17日、24日に行われる神輿渡御で
勅版(ちょくばん)や武器、楽器の御神宝を持ち御神輿を先頭。
この御神宝を触れるのも運ぶのも、宮本組のみが許されているそうです。
(平安時代、ご神体と神様が身につける御神宝と御装束は
一緒に巡行していたとう儀式が祇園祭では受け継がれています)
お仕事で尊敬している方が宮本組におられ、歴史を調べていくうちに、
ますます、祇園祭を深く知りたいと思うようになりました。(^-^)
是非とも機会あればご注目くださいませ。
LST 西川 徳子