茶碗の中の宇宙 京都国立近代美術館
遅ればせながら、
京都国立近代美術館に「茶碗の中の宇宙」を
見に行きました。
千 利休に茶碗の作成を依頼された、
初代 長次郎さん。
一子相伝にて約450年前から現在まで
伝統、芸術、こころが樂茶碗の制作に
受け継がれています。
・千 利休
・初代 長次郎さんの茶碗。
手捏ねによる制作。
当時、華やかなものが好まれた時代の中、
「わびさび」を極めた千 利休とのやり取りの中で、
形はシンプルで手のひらに
柔らかにおさまる茶碗が出来上がりました
展示会では、長次郎さんの作品から始まり、
後半は15代当主 樂 吉左衛門さんの
茶碗へと続きます.
中谷美紀さんの美しいナビゲーションを聞きながら、
とても見ごたえのある展示会でした。
最後の作品をみたあと、
もう一度、長次郎さんの作品を見たくなりました.
【東京国立近代美術館 3月14日~5月21日開催】
LST 西川 徳子